三河雑兵心得 奥州仁義
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書 名:三河雑兵心得 奥州仁義
著者名 :井原 忠政
出版社名:奥州仁義
登場人物:植田茂兵衛、綾女、蒲生氏郷、井伊直政、徳川家康
update by 2026/03/28
今回の『奥州仁義』での見どころは、戦場から離れた茂兵衛の「父親としての日常」です。
一人娘の綾女(あやめ)は、あろうことか父親を「もへえ」と呼び捨て。
近所の男子には愛想よく振る舞うくせに、家では父を振り回して困らせる……そんな綾女の奔放さと、二人のコミカルなやりとりは本書前半の大きな魅力です。
剛毅な武士である茂兵衛も、娘の行く末となれば話は別。
婿候補として近所の男子を見る目は、もはや名将のそれではなく、心配性な「ひとりの父親」そのものです。
果たして、綾女の婿に名乗りを上げるのは誰なのか? その行方にも注目が集まります。
しかし、時代は彼を平穏な日常に留めてはくれません。。
天下が静まりつつある「惣無事令」の最中、奥州で九戸氏による謀反が勃発。。
討伐軍の派遣が内々に決定し、徳川家も例外ではない。
徳川家康に呼び出され、未完成の江戸城へと登城した茂兵衛。
嫌な予感を抱えながら彼が受けた指令は、あまりにも過酷な「無理難題」でした。
・愛娘との関係に頭を悩ませる父親としての顔。
・家康からの難命に挑む武士としての顔
二つの難問を前に、我らが茂兵衛はどう立ち振る舞うのか?。
戦国サバイバル、待望の新展開。その結末は、ぜひ本書でお確かめください!
★ ★ ★ ★ ☆
4 stars
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